冬に購入したうちのミルクブッシュですが、春になり暖かくなったので、剪定をすることにしました。
切る前はこんな感じ。
込み入っていてすごくもさもさ、ちょっと形も悪いです。枝が枝を邪魔して、自由に伸びられない箇所も多い様子。
道具を用意
剪定用のハサミを買いました。
モノクロが好きなので白黒の色の条件で、安いものがこのハサミでした。細かい枝も切りやすいように先端が細いもので、太いものもある程度は切れそうなサイズを選んでみました。
非常に切れ味がよく、見た目もシンプルでいい感じなのでおすすめです。バネが付いているので切るときに手が楽でした。
アルス ファミリー 軽量・小型 生花・園芸鋏 ブラック 140B
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どう剪定しよう?
剪定位置がわからないので、一般的な位置で切り、経過を見ることにしました。このサイトの情報を参考に、幹(ユーフォルビアに幹の概念があるのかわかりませんが)に負担をかけないように、枝を少し多めに残して切っていきます。 garden-hana.jp
この動画も参考になりました。
曰く、結構ザクザク剪定しても丈夫な子だそうで、あんまり気負わずにやることにしました。
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どんな形にしよう?
片側に歪んでいるので、まっすぐに見せたいと思いました。
正しい形状がわからないので、同じ品種でかっこいいと思える樹形のものを写真で探してみました。
ちなみにミルクブッシュは俗名で、別名ミドリサンゴ、学名をEuphorbia tirucalli(ユーフォルビア・ティルカリ)というそうです。探すときはいろいろな呼び名で網羅的に検索すると多くの例が見れてよいです。
Instagramで探してみました。 www.instagram.com www.instagram.com www.instagram.com
いろいろ見てみた結果、下の鉢付近が簡素で、上に上にV字に伸びているのがかっこいいと思いました。なので、うちのもこれから枝が成長した末にそうなることを目指して、↑の写真のようなイメージで切ります。これは好みでいいと思います。
実際に切っていきます
ミルクブッシュは、枝を切ると白い樹液が出ます。その樹液でかぶれたりすることが多いそうなので、垂れても大丈夫なように下にゴミ袋を切り開いたシートを敷きました。
使い捨てのゴム手袋もします。 さくさく切っていきます。鉢を回したり、引いて見たり、真上から見たりしながら、バランスで失敗しないように気をつけます。 こちらが危ない樹液。垂れ落ちないようにキッチンペーパーで拭きながら。 これくらい(2cm程度)枝を残して切ってみました。ミルクブッシュは、古い枝は節のようにきれいに区切られてポロンと取れるので、短く切りすぎて幹に影響が出る心配も少ないと思います。
下の箇所をポイントとして切りました
混み合っている分岐の周辺
全体のバランスを悪くさせている大きい枝
新芽が出ていない枝
シワシワ&色の悪い枝
内側や下に向いている枝
これくらい切れました。
ハサミがすごく汚れるので、水で洗ってよく拭きます。
仕上がりはこんな感じ
経過も良好です
切ってから4日経ちました(4月26日)。切り口が乾燥し、予想通り節からポロリと取れてくれました。
切った枝のうちほとんどが取れました。太い枝の3本ほどはしばらくたってもくっついていたので、そのままにしておきます。
こんな感じでうちにいます。
ミルクブッシュの剪定をするときには参考にしてみてください。