千葉・内房ドライブ|鋸山 / KURKKU FIELDS / 地中図書館

2024年12月初旬、千葉県の内房方面をドライブしました。その記録です。

登ってみたかった鋸山(のこぎりやま)と、ずっと気になっていた「地中図書館」にいくのが目的。 母とドライブです。

カメラ SONY〈α7C II〉とレンズ〈FE 35mm F1.4 GM〉を買ったので、それでいろいろ撮ってみました。

鋸山

車で「山麓駅」の駐車場へ。駐車場からすぐロープウェーの駅がある。

切符を買います。駅の中はトイレと待合椅子とお土産の売店がある。

来たぞ。

登っていく。山肌の木々が真下に。「鋸山山頂駅」までゴー。

早くて、10分以内に到着です。もっと景色見てたかった。

鋸山山頂駅にもお土産屋さんありました。餅系の軽食も売ってた気がする。
これは、千葉ナイズドされたねこちゃんストラップ。

「鋸山山頂駅」を出て少し登ると、山頂の看板がある。

結構高い。海が見えるのが千葉らしくてよい。

ざっくり水平線の左の方が神奈川県で、右の消え入ってる方が東京という地理関係

薄曇り、時々晴れ間って感じの天気でした

山頂の設備。駅舎の屋上って感じ。

歩いていきます。
鋸山は、ハイキングルートに沿って寺や大仏、地獄覗きなどの見どころが点在している感じで、一本道というよりかは、好きなルートでぐるぐる回れるような地形をしてます。行く前に事前にwebで登山ガイドを見てみたけどよく分からず。でも、行ってみたらそんなに複雑じゃなかったという感じ。

鋸山日本寺

少し歩いて、鋸山日本寺がある。

十州一覧台(じゅっしゅういちらんだい)という境内の展望台を眺め、次へ。

百尺観音

また歩き、壁に埋まっている大仏を見に行く。

切り立った岩肌が続き、採掘の名残を感じる。

小さい人見て!こんな岩壁大きい!

百尺観音(ひゃくしゃくかんのん)。100尺(約31m)って意味かしら。

これは私だ。猫背。直線の岩壁が面白い。

地獄覗き

地獄覗きは大人気。鋸山といったらここっぽい。とりあえず先端に行きたい。

ゴツゴツの傾斜を上がっていく。これはスニーカでも足捻りそう。

地獄覗きの先端は、2人並ぶのがちょうどいいというくらい、案外近くで見ると細かった。

なんとなく待ち列がゆるっと形成されていたり、譲り合ったり、写真撮ってあげたり、穏やかな雰囲気であった。

地獄覗き周辺は、こういう結構怖い断崖絶壁が続いてる。高いところ苦手な人は覗き込むのすら怖そう。
こういうデカすぎる自然物見ると、縁に沿って設置されている人間用の手すりなんて、付箋かレースの飾りみたいに薄く脆いものに思えてくる。

日本寺大仏を見に、長い階段を歩く

長い階段をゆっくり降りていって、もう一つの大仏を見にいく。
こんな感じの道が続く。手すりもあるし綺麗で歩きやすい。

照らされて綺麗だったシダ系っぽい植物

岩を削ったトンネルのようなものがあったり。

道中で、西国観音という、4,50cmの小さな観音様がたくさん並んでいる場所があった。
なんとなく、「撮っちゃダメ」と言われているような気がしたのでカメラを向けられず。
西国観音(Google Map へ移動)

樹皮がすごいなあと思ったやつ

樹木の札が落ちてた。ちなみにカクレミノはこういう木です。
カクレミノ - Wikipedia

大仏広場に到着。おおー大きい。30分くらいは階段うねうね歩いたかな。

また戻っていってロープウェーへ。さっき来た道とは違うけど、また似たような別ルートを階段うねうね上がります。ここが結構きつかった。

母です

山頂駅からまた山麓駅まで戻るよ。焼き団子が売ってたので食べたかったけど、このあとランチなのでやめておいた。こういうところで食べる餅とか団子とか好きなんだよなあ。

一番鋸山ロープウェーっぽい写真が撮れて満足。

鋸山

KURKKU FIELDS (クルックフィールズ)

車で移動。田舎ののどかな風景から、急に開けた土地と、シュッとした雰囲気の一帯が現れる。KURKKU FIELDS (クルックフィールズ)に到着です。

会員じゃないと入れないようなので、1週間ほど前に会員登録しておいた。その時、地中図書館の予約もしておいた。

エントランスの受付で登録時の5桁の受付番号を伝え、支払いを済ませる。年間パスと、本日分の地中図書館のカードキーを受け取る。中に入る。

地図をいただく

受付のあるゲート的な建物を越えて敷地に入ると、柑橘系の果樹がたくさん植ってた。

年末ごろだったけど、レモンは冬に実をつけるもんね。

トイレがかなりおしゃれだったり

こういう看板がところどころにある

とんでもないブランコ乗った。1スイングで酔った。もうだめ。

おしゃれなシフォンカフェ。 若干のル・コルビュジエの「ロンシャン礼拝堂」感がある。

今日は休みだったけど、ケーキいっぱい焼いてた

草間彌生さんの作品もあった

いいな

広々していてとても気持ちがいいし、草の香りが爽やかで落ち着く

高台には、宿泊施設「cocoon」がある。「minä perhonen」のデザイナー皆川明さんがディレクションや設計を担当された。

2022年に青森県立美術館にて、「ミナペルホネン / 皆川明 つづく」展をみた際、とても似た雰囲気の小さい家が展示されていた。印象的でとても好きだったのだけど、ここでも見ることができて嬉しい。

KURKKU FIELDS DINING でジビエのランチ

飲食店いろいろあって、一角に集まってる

KURKKU FIELDS DINING でジビエのランチ。

店内おしゃれ

メニュー

変わった野菜がいっぱいの前菜。めちゃうまい。

ランチセットのアンティパスト。季節野菜の前菜

全部美味しいんだが…幸…

採卵鶏のとり玉チーズリゾット

お肉は臭みがなくて食べやすかった。

ウリ坊のベーコンとズッキーニと水牛リコッタチーズのピッツァ

隣の「MILK STAND」でアイスも食べた!

パン屋さんものぞきました

地中図書館

これに行きたくて今日千葉まで来たんだ!地中図書館。

こんな場所を入っていきます

ガラス張りの円形の窓があって、一面の本棚。

ガラス張りの中央の部分が扉になっていて、エントランスで借りたカードキーをかざして中に入る。
ここにも受付の方がいて、利用方法や注意点などの説明を受けました。

すごくよくて住みたくなった。 非常に静かで、本の香りに包まれていた。

本棚に隠れるように、イスやおこもりスペースが所々にある。

読み聞かせ室。誰もいない、本しかない空間で、天井に丸い窓がある。すごくいい。
宮沢賢治みとインターステラーみを感じる。

本の間に差し込まれてる板状の照明がよかった。

16:30くらいで、退場時間の17:00まもなく。だんだん暗くなっていく雰囲気も良かった。

フィールドにあるアート作品を見る

この不思議な鏡の箱も草間さん作品。

中は部屋になっていて、受付で見学予約をすれば無料で見学できる。

マーケット

マーケットも見た。ジビエの加工肉や、体に良さそうなドリンク、千葉のお酒、野菜などが売ってた。

この見たことのないフルーツを買ってみた。たしかに名前の通り、バナナとパイナップルとグァバを混ぜて、洋梨の食感にして、めちゃくちゃ濃厚にしたようなトロピカルな味だった。ヨーグルトに入れて美味しかった。

喉が渇いた。

夕焼けが良すぎた。周りに何にもないから、ほんとうになんの音もしなくてよかった

KURKKU FIELDS (クルックフィールズ)