「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」を見に行きました。はじめて音声ガイドをレンタルする。

https://www.tobikan.jp/exhibition/2024_issontanaka.html

2024年11月中旬、「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」を見に行きました。

https://www.tobikan.jp/exhibition/2024_issontanaka.htmlwww.tobikan.jp

場所
東京都美術館(東京・上野)
会期
2024年9月19日(木)〜12月1日(日)

そして、人生ではじめて、音声ガイドをレンタルしてみました。

なぜ音声ガイドをレンタルしてみたのかというと、Nintendo Direct(新作発表会)のナレーターをやられている中村悠一さんが好きで、その中村悠一さんが音声ガイドに登場されていると聞いたから。これは是が非でも聞かねばと思ったわけです。

展示は撮影NGだったため、入り口のポスターなど限られた場所だけ撮影しました。

エントランス前のいつものアイツだ

はじめての音声ガイド

実は音声ガイド自体には以前から興味があったのですが、借り方がよくわからずスルーしていました。美術展にはよく行くものの、ずっと試さずにいたんです。今回、思い切ってレンタルしてみたことで、そのよさを実感しました。

ナビゲーター小泉さん、柔らかくて重厚な感じ。画家の言葉が中村悠一さんで、力強くて意志の強い声。もちろんなんだけど聞き慣れた Nintendo Direct の声色じゃないので新鮮だった。

音声ガイド、普段以上に没入できるし、適度なペースで見られてめちゃくちゃ良いです。ヘッドホンから流れる音に集中しながら、目の前の作品に見入っていると、周りの人は消えて「自分ワールド」になる。すごく集中できる。
混雑して歩きづらくても、ちょっとガヤガヤしてても、1人でいるのがうっすら心細くなっても、そんなの全部どうでもよくなる。

それに、イケボは最高。耳が幸。

ガラケーみたいにレトロに思えて好き

使い方もすぐにわかった。展示室内の作品の隣に番号が大きく記されていて、その番号を端末に入力するだけで解説が自動で始まるシンプルな仕組み。

すべての音声ガイドを聞いても、内容は多すぎず少なすぎず、ちょうどいい分量だった。情報が整理されているので、作品への理解も自然と深まる。

これからは、音声ガイドの声の担当者にも注目したり、レンタルする楽しみが増えた。

買ったポストカード

田中一村さんの絵は、構図がダイナミックでとてもかっこいい。圧倒されるような勢いもありつつ、物体の収まりが良くてスッと入ってくるような気持ちよさも感じる。

気に入った作品のポストカードを購入。


これは奄美の南国の植物。晩年の作品。

鳥と草花が印象的な作品。雑多に見えて、実は絶妙な配置の気持ちのいいごちゃつき。配色も素晴らしい。うっとりするような紅葉のグラデーションだ。

この右側の作品が特に一番好き。その場に立っているかのような、鬱蒼とした臨場感がある。色数は多くないのに、植物の力強さや湿度までもが伝わってくる。

せっかく上野に来たので「みはし」のあんみつを買う

上野に来たので、あんみつを買って帰ろう。

店内席は混んで並んでいますが、持ち帰りは結構サクッとすぐ買えるんですよ。

秋の栗白玉ってのがあった。豆かんも地味にハマってるので、4つ購入。

あと、お赤飯が売っているのにも気づく。赤飯好きとしては見逃せない。地方の道の駅や直売所があれば、絶対に赤飯買うからね。
しょっぱい系箸休めの種類が多くて、豪華すぎる赤飯だ。食感はねっちりしてて、これもとても美味しかった。

あんみつ みはし 上野本店

おしまい

上野おまけ。

展示を後にするとき、常設展の整理をしている様子が見えた。いつも見えてないところおもしろい。

晴れてる上野公園。

パンダポスト撮ってたら、背後を通り過ぎたカップルの女の子が「えーぱんだポストーかわいいー白いー」って言ってたのがかわいかった。