天井吊りのメタルラックを1万円弱でDIY

リノベしたので天井が打ち放しになっていて、アンカーの穴がいくつか空いてるので、天井吊りのメタルラックをDIYすることにしたメモです。

1万円弱で、店舗のような雰囲気の本格的なラックができて満足です。


こだわり

やりたいイメージ

某植物店の天井吊りの棚が気に入って、家でも真似したいと思いました

マストな仕様

  • ライティングレールを遮るように設置するので、下の植物に光が抜けるようにメッシュパネルにする(木材はやめる)
  • メッシュパネルのワイヤーが細いと安っぽい感じがしてしまうので、太く頑丈な業務用があれば選びたい
  • すべてシルバーで色を統一したい

使ったもの

寸切りボルト 900mm : 4本

  • 呼び寸法M10
  • 600mmの長さで切る予定
  • 近所のホームセンターでは1本600円くらい

六角ナット : 12個

  • 呼び寸法M10
  • 近所のホームセンターでひとつ数十円でした

スプリングワッシャー : 4個

  • 呼び寸法M10
  • これも近所のホームセンターでひとつ数十円でした

業務用ネット メッシュパネル シルバー 600×900mm

外側の線幅8mm、後肢部分の線幅が3mmで、とても太くしっかりしています。楽天でやっと見つけて急いで注文したのですが、今は売り切れのようです。 item.rakuten.co.jp

L字の鋼材アングル L-30W-900 : 2本

  • 近所のホームセンターでは1000円くらい

合計1万円弱で揃えられました。

設置していく

いきなり反省点

いろいろな理由で、あまりきれいにできなかったです。見た目はいいんですが、真っ直ぐ設置できなかったので、少々完成度が低い感じ。。

  • 原因
    • メタルのメッシュパネルがピッタリサイズがなくて、棒を内側に1,2cm押し込むような形で無理矢理メッシュパネルをはめ込んでいる。
    • さらに、天井に打ち込まれてたアンカーがもともと斜めになっていて、棒を入れると斜め具合が増大するため、メッシュパネルを固定する時に無理矢理収める感じになる。

けど雰囲気はよくて、かなり気に入ってます。

寸切りボルトを天井のアンカーに差し込む

設置したい場所がこのライティングレールのあるキッチン上の天井です。

この黒いレールのちょうど真下に設置したい

寸切りボルトを4本調達。

寸切りボルトをアンカーに差し込みます。600mm × 900mm の箇所にちょうどアンカーが開いていたのでラッキーでした。リノベ解体前が吊り天井だった名残です。
しかし、もうこの時点で歪んでいます。

左奥の曲がりが顕著

段ボールで高さのシミュレーション

メッシュパネルをどのあたりの高さにしたらいいか、段ボールを仮に挟み込んでシミュレーション。

シミュレーションを横から見た図。
置きたい植物の上に十分なスペースがあるかな、とか、手が届かないくらい高すぎるのはやめとこうかな、とかいろいろ考えつつ、現物で確認です。

このへんの高さがいいかな

寸切ボルトをカット

メッシュパネルの位置が決まったので、寸切ボルトを切ります。
木材ほどサクサク切れず、大変硬くて、1本10分くらいかかってしまいました。

900mmを600mmあたりでカット

メッシュパネルと鋼材アングル

鋼材アングルを調達。近所のホームセンターで1000円ほどでした。
今回のDIYは、メッシュパネルをこの鋼材アングルに載せて使います。

幅900mmを2本購入です。メッシュパネルの長手方向が900mmで、鋼材アングルも900mmなので、ピッタリ。

ネット注文して、届いたメッシュパネルです。ちょっと光沢が弱めの、グレーみたいなシルバーです。

外側の線幅8mm、後肢部分の線幅が3mmで、かなり太めでしっかり。
業務用のゴツいのが欲しかったので、これしか選択肢がなかったというくらい、欲しいものにドンピシャの商品でした。

メッシュパネルを鋼材アングルに載せて、六角ナットで留める

先ほど天井アンカーに固定した寸切りボルトに、メッシュパネルと鋼材アングルを設置します。

メッシュパネル自体がとても重いので、2人じゃないと無理な作業でした。

内側に無理矢理押し込んではめているので、寸切ボルトがカーブしてる

アラはあるけど、遠くから見るとすごくいい感じ!

キッチン側から

真横から

植物を戻す

カウンターに置いてあったものや、天井吊りしていた植物を、元の位置に戻します。
植物が戻るとかなり雰囲気いいし、デッドスペースにいい感じに収まっている。

光も遮らず、十分にスポットライトが当たってます。

留め部分のディテール

鋼材アングルでメッシュパネルを下から支えるように載せています。一番下は、六角ナット2つで締めて強化しました。

上からの順 ▼

  • 六角ナット1
  • メッシュパネル
  • 鋼材アングル
  • スプリングワッシャー
  • 六角ナット2
  • 六角ナット3

六角ナット1とメッシュパネルの間は、メッシュパネルの外枠の線を一部噛むだけになっていて、がっちり固定とはいってないのですが、無理矢理はめ込んでいるのでしょうがない、って感じでそのままです。もっといいやり方があるのかもしれない。

おしまい

メッシュパネルに、垂れ下がる植物を載せるとすごくいい感じ!

この家の設計担当さんが別件で来訪されたときに、業者がやったようだと褒めてもらえました。

憧れの植物屋さんにちょっと近づけたのではないでしょうか😌