中古マンションをフルリノベーションして、2020年5月に住み始めました。
▼ 完成時のWEB内覧記事はこちらです 8saki.hatenablog.com
今回は、床材の話です。なぜこの床材にしたか、選んでみてどうだったかなどを書いていきます。
わが家の床は、無垢フローリングと樹脂タイル2種類の床材を使っています。
リビングと各個室が無垢フローリングで、水回りが石畳調の樹脂タイルになってます。ゾーニングの役と、遊び心も込めたくて、2つの素材を切り替えています。
床材 | 用途 |
---|---|
無垢フローリング | リビング、ワークスペース、各個室 |
樹脂タイル | キッチン、洗面、パントリー、ダイニング |
:無垢フローリング
:樹脂タイル
▲ 床の切り替えを平面図で表したもの
▲ フローリングはこの写真がいちばん実際の色味に近いかも
床材選びの注意ポイントは、床暖房対応の床材であるかどうかです。床暖房を導入する予定だと、床暖房に対応した床材である必要があります。 床暖房対応である必要性については念を押されました。温度変化で床材が変形してしまったり、機器がうまく動かなかったりするようです。
フローリングの話
フローリングは、and wood のブラックウォルナット 。120mmの幅広で、長さは乱尺。ラフな感じに仕上がりました。
最初は、気になる木材屋さんなどを探してサンプルを取り寄せたりしていたんですが、予算オーバーだったり、色や幅で気にいるものが見つからず、最終的にリノベ会社の提案してくれた中から選びました。
▲ 打ち合わせ中の様子。and wood のブラックウォルナットは、↑の写真の中央左あたり。
はじめに条件や方針は決まっていて、
- 板の幅が広い
- メンテが楽
- 好みの色(彩度が低く、くすみ系の色で、ウォルナット調の濃いめ)
- 床暖房対応
これと、やりたいイメージと共にリノベ会社に伝え、提案してもらった感じです。
リノベ会社と共有していたイメージボードの一部がこんな感じでした。
最終的にはこんな仕上がりです。
フローリングにはリボス塗装という浸透性のオイルが塗られているようで、メンテは1年に1回くらい、グレープシードオイルとかを買って拭き上げてねというくらいです。
ちょっと難点だなと思うのは猫の爪痕です。ベンガル猫と暮らしていて、なかなか運動量の多い猫種なので、激しく駆け回ります。そのせいでこのように↓爪の痕が結構彫られてます(写真中央あたり)
想定内なのでいいのですが、1年目でこれか〜という気持ちがなくはない… 床材のせいではないのですが、犬や猫がいるとこんなダメージ加工されちゃうかもという目安に🙏 実際に近くで見ないとわからないレベルなので気にしないです。
樹脂タイルの話
石畳調の樹脂タイルは 東リ ピエスタ VT959 450×450 です。これは実はリノベ会社のオフィスの床がこのタイルで、ひと目惚れした上に、予算的にも合格だったので、悩まず即決したやつです。床暖房にも対応しています。
▲ 裏面の品番表示
450mmの正方形のタイルです。モルタルみたいで素敵だけど、それより安価で、樹脂なのでひんやりしません。また、表面だけでなく全体が同じ素材でできているため、断面も見た目が変わらず本物の石のように見えるところが美しく、これに決めました。 近くから見ても石のようですよね。
裸足で歩くとサラッとしていて気持ちいいです。水にも強いので、水回り(キッチン、洗面)、ダイニングに用いてます。
ベランダに面する窓際に観葉植物を置きたかったので、ベランダ側の窓から60cmほどのエリアをこのタイルにしてます。
ちなみにピエスタのほうは、猫の爪痕ほとんど見当たらなかったです。
おしまい
床の話でした。
素材が切り替わるところには「見切り材」という建材で終端の処理をするようで、シルバーのステンレスの見切り材が格好よくて気に入ってます。