抹茶をやっているひとを見て、突然、自分もやりたくなったので、入門に必要なお試しセットが楽天で購入できると教わり購入してみました。
この記事は、どんな手順で点てるのか細かく思い出すための、写真メモ的に書きました。加えて、抹茶がダマになってジャリジャリするのに困ったので、それを解決する方法にも後半で触れてます。
「ちょっと興味あるけど始めるハードルがあるな〜」というひとの参考になればよいです。
茶道具セットを買う
初心者すぎると何から始めたらいいのか調べるのも難しいので、こういう必要なものが簡単に手に入るというのは、便利で素敵。 本当はもっと深い深い世界なんだろうけれど、ちっちゃく始めてみるところから。
▼セットに入っているもの
- 抹茶茶碗(9種類の中からすきなものを選べた)
- 中棗(「ちゅうなつめ」と読む。プラスチック製のおけいこ用。中に抹茶を入れます。)
- 抹茶
- 茶筅 (「ちゃせん」と読む。抹茶を点てるための泡立て器状の茶器)
- 茶杓 (「ちゃしゃく」と読む。抹茶をすくうためのスプーン状の茶器)
- 茶巾 (「ちゃきん」と読む。茶碗を拭うための麻の布)
茶道具セットを開けます
マットな紙箱に、セットのすべてが入っています。
「天目流し」という茶碗にしてみました。
黒、シルバー、ネイビーなどの色が好きなので、この色を選びました。
棗。
中棗(ちゅうなつめ)の「中」ってなんだろうと思って調べたら、棗のサイズのことだそうです。大棗、中棗、平棗というスケールの差で3種類ほど呼び名があるらしい。
茶筅。
カールしてて繊細で美しいです。
点ててみます
1枚のガイドが入っていたので、それに沿って点ててみました。
まずは茶筅の使い始めの方法。
湯に通すらしいので、ぬるま湯の中でさらさら振ってみました。
濡れたあとはこのようにカールが伸びます。
茶筅を整えたら、抹茶を点てていきます。
お湯(100℃)を入れ温めておき、よく拭いて乾かしました。茶巾はもったいなく感じて、キッチンペーパーにしちゃいました。
そこに茶杓で山盛り2杯、抹茶を取ります。
50〜60mlくらい、100℃のお湯をゆっくり静かに(←ここがポイントらしい)注ぎ入れて…
イメージでシャカシャカしました。
(これは反省なんですが、シャカシャカをのんびりやってしまったため結構冷めてしまいました。手早くやるといいみたい。慣れるとめちゃくちゃ早くできるらしいです。)
デビュー作!
抹茶、少量でガツンとくるのでエスプレッソみたいでした。さっと飲めるので休憩にとてもよく、身を正す儀式みたいでシャンとします。
しかし、すごいダマになってジャリジャリする
おいしいけど茶室で飲んだものと口当たりが違いすぎる…。茶碗の側面にも、抹茶のつぶつぶが残っているのが見えます。
ダマ解消:抹茶をふるいにかける
調べると、抹茶の袋から抹茶を棗に移す際に、ふるいにかけると粉が整ってダマがなくなるようです。
茶こしに少しずつ入れて、棗に移していくことにしました。
棗の中を見てほしいのですが!、すごくきめ細やかパウダーになっていて、これはなかなか期待が持てる感じ
めちゃくちゃこぼれるのがイヤになって、途中からオーブンシートで漏斗的なものをつくり、棗の中に粉が入っていきやすいようにしてみました。よい作戦だった。
まあまあ散らかして、移しきった。完成。
再度点てる。ダマ解消で感動
さっきと同じ手順で、もう1回点てました。
そして、飲んでみて、中を見て感動。ほとんどまったくと言っていいほど、粉のかたまりが茶碗に残ってません。ジャリジャリもしなかった。
飲んだあともつるんときれい。
ジャリジャリ解消に加えて、ふるいにかけた後のほうが、粒子感が少ないせいか、口当たりがマイルドで甘く感じるような気がしました。
おしまい
「StayHome」 なのもあり、おうちでできる趣味がひとつ増えてうれしいです。今度はお気に入りの茶碗を見つけたり、抹茶にこだわってみたり、お茶請けの和菓子と一緒に飲んでみたりしたいです。
とらやの赤坂店が好きなので、季節の和菓子をチェックして、出歩けるようになったら買いに行きたい。 www.toraya-group.co.jp
鈴懸の季節のお菓子もいいよね… 東京ミッドタウン日比谷の鈴懸によく行って、手土産を買ったりしてました。 www.suzukake.co.jp
みなさんも、おうちで穏やかに過ごせますよう。
では!