先日、家庭用のエスプレッソマシン〈デロンギ デディカ アルテ〉を買いました。
マシンだけではおいしいラテが飲めないので、マシンに合わせて購入したアイテムを挙げてみます。
コーヒー豆やエスプレッソフィルター、お掃除グッズなどなど。
実は過去6年間ほど、コーヒー屋さんで働いていたことがあります。元バリスタの視点から、お店で使ってた道具に近いものを選んでみています。その頃を思い出してとてもときめきました。
買ったエスプレッソマシン
おさらい的に、買ったエスプレッソマシンは〈デロンギ デディカアルテ〉です。

ちゃんとしたエスプレッソを抽出できるようになりたいし、やっぱりラテアートできるようになってみたいという思いで、家庭用でもハイパワーで見た目がかっこいいものを選んで買ってみました。
〈デロンギ デディカアルテ〉と一緒に買ったもの
1. エスプレッソ用コーヒー豆
昔、コーヒー屋で6年間働いていたこともあり、焙煎具合や産地から自分の好みに合いそうなエスプレッソ用の豆をある程度選べると思っていました。しかし、コーヒーに詳しい人だけが知っている微妙な違いや未知の変数があるのだろうと思い、そういった知識と経験を持つ信頼できる人が「エスプレッソ用」と言ってるコーヒー豆を買うのが一番だと判断しました。これがそのコーヒー豆です。
自身のコーヒー屋を持ちながらも、YouTuber でもある Red Stone Coffee さんのエスプレッソ用豆「イタリアーノ ブレンド」です。
エスプレッソ用に作られたコーヒー。抽出したエスプレッソもトロトロのテリテリです。ラテにすると、深いコクでとても美味しいです。
コーヒーはこれも購入。こちらも自身のコーヒー屋を持ち、 YouTuber でもある山下さんのエスプレッソ向け豆「LBOブレンドver.2.1」です。
どちらも大変おいしいのですが、LBOブレンドの方が個人的に好みの味であったため、LBOブレンドを買い続けてます。
2. セパレートフィルター

ダブルフィルター、セパレートフィルター、二又ポルタフィルターともいう。
2ショット同時に別々に抽出したいという意図もあり、また、ビジュアルが好きなのもあり、こちらを購入。
先述のLBOブレンドを売っているコーヒー屋さんのネットショップで買いました。とても重厚感があり、質がよくて素晴らしいです。
昔わたしが働いていたコーヒー屋さんでも、この二又のフィルターを使っていました。エスプレッソのフィルターといえばこの二又!という印象で、特別な思いを持ってます。
3. 掃除ブラシ

コーヒー屋時代に、マシンのメンテナンスでお湯が出てくる部分の掃除が大事だったと記憶しています。 湯通しをすればある程度ゴミは流れるけれど、コーヒー粉が詰まると味が変わってしまったり、フィルターをはめるときに突っかかるようになってしまうので、定期的に掃除したいところ。
デディカアルテは51mm買うとピッタリです。

4. パウダーレシービングカップ

フィルターにコーヒー粉をこぼさず入れるためのアイテム。
いらないじゃんって思いそうだけど、これが結構便利で、ストレスが減ります。
コーヒー粉を0.1g単位で計測したのにこぼしまくっていたら数値が狂ってしまうし、何よりコーヒー粉がもったいないですし。
フィルターバスケットにコーヒー粉がきれいに収まってくれた姿はとても気持ちがいいです。

グラインダーに挽き上がった粉をこちらに入れ、そのあとエスプレッソフィルターを上に被せるようにして乗せ、ひっくり返すと、バスケットにおさまるようにきれいに粉が入ってくれます。
コーヒー屋時代には、ASTORIAの業務用グラインダーを使用していました。このグラインダーは、フィルターをセットしてレバーを引くと、規定量のコーヒー粉がバスケットに落ち、すぐにタンピング(バスケット内のコーヒー粉を水平に押し固めること)に移れます。
家庭での利用でここまでの効率は不要なので、パウダーレシービングカップを使って、フィルターバスケットに向かって真上からきれいに粉を注ぎ入れることで、同様のことが擬似的にできます。

写真出典:https://www.archiexpo.com/ja/prod/astoria/product-11588-450074.html
5. 業務用ステンレス作業台

デディカアルテ専用の置き場、兼、周辺アイテムを収納するコーヒーコーナーをつくりたいと思い買いました。
業務用なのでずっしり重く、厚く、めちゃくちゃいい感じです。お店っぽくてかっこいいです。
▼ 開封して設置した時の詳しい記事です
8saki.hatenablog.com
6. ラブラミクス エッグ カップ 200ml

ラテアートを練習するために購入。底に丸みがある形状をしていて、6oz程度であることがうまく作るコツだそうで、練習環境を整えるためにその通りに買ってみました。ブラウンです。
ぽってりしていてかわいいです。飲み口も厚めで飲みやすく、ほっこりする。


ラテアートの腕前の方はまだまだなので、これから根気強く練習していく予定。というかその前に暑い季節が来てしまったので、アイスラテばっかり飲んでる。
ただ、ちょっと高価なのと、Amazonくらいでしか見かけないのと、価格変動が激しい気がするので買うタイミングうーんとなった。KINTOのも安めで可愛いので悩みました。
7. ノックボックス

これは買ったはいいけどあんまり必要じゃなかったかもなアイテムです。
抽出後のフィルターの中の固まったコーヒー粉を叩き落とす道具なのですが、わたしの利用環境だと1人で1,2杯作るくらいなので、ここまでの道具・設備はいらないというか。
コーヒー粉を出す時は、スプーンやマドラーでほじくり出して捨てているのですが、それで十分だと感じています。洗い物が増えちゃって面倒だなというのが本音。
ただ、かっこいいからテンションは上がる。昔働いてたコーヒー屋さんでも使ってたし、お店感は出るのでその点はいいかな。
8. ショットグラス

ひとつ持ってたんだけど、二又のセパレートポルタフィルターを買ったので2つ目が必要だったため、買い足しました。
〈ストックホルム ミニグラス〉という商品名で、LOFT銀座で430円くらいでした。本当はお酒を作る時に使うものみたい。粉15g、2ショットボタンでエスプレッソを作ると、なみなみになるので、もう少し大きくてもよかったかもしれない。
9. 黒いタオル

マシン本体やフィルターなど、コーヒーの粉や液体で汚れる部分をこれで拭きます。
コーヒーでかなりシミになるので、濃い色にしてみました。セリアに売ってたフェイスタオルを半分に切って、布巾サイズにし、ミシンでほつれ止めしました。
好きなコーヒー屋さんがだいたい濃い色の布巾を使っていたので、濃い色のタオルかっこいいなぁと思って。
よく見ると濃い濃いネイビーだが、黒色ということにしておきたい。
もう持ってて、エスプレッソ環境にも引き続き使うもの
エスプレッソマシンを買う前からもう持ってて、引き続き使うものもついでに。
グラインダー〈wilfa コーヒーグラインダー スヴァート アロマ CGWS-130B〉
4年くらい使ってるグラインダー。前職の社内のコーヒースタンドで、バリスタのお姉さんがおすすめしてくれたので買ったものです。シンプルだし、小さなお店でも使えるくらいハイパワーなので重宝してます。
余談、刃が壊れちゃったときがあったのだけど、サポートメールも早くて適切だったのでいい体験だったな。
このグラインダーと、〈De'Longhi デディカ アルテ〉の純正ポルタフィルターとの挽き具合を検証した記事も以前書きました▼
ショットグラス〈MINI MEASURE〉
1つめとして数年前に購入していたショットグラス(写真右)。
目盛りがいろいろあるので、計量カップとしても使えてた。気に入ってたので同じものが欲しかったのだけどもうあんまり売ってないか、なぜか異様に高い感じなんですよね。大事に使おう。
こちらはさっきのストックホルムグラスよりも少し大きめ。
コーヒー屋時代のお店で使っていたものに大きさと形が近くて馴染みがあり、よいです。
おしまい
ひと通り必要そうなものはこれで揃ったので、しばらくはこれで運用していこう。
もっとマニアックなプロ用アイテムは探すといろいろ奥が深いので、気になったらまた試してみる予定です☕️


