イームズ ターンド スツールを購入してみたので その紹介と、大きさ比較などのメモです。
彫刻的な曲線の家具が欲しいと思い探していたところ、価格が安すぎるということからおそらくリプロダクト品だろうと思いましたが、勢いでヤフオクで購入してみました。
普段は品質とリセールバリューを考慮して正規品を購入することが多いのですが、この家具はクオリティが非常に高く、作りも素晴らしかったので、一目惚れしてついポチってしまいました。
リプロダクトとは
リプロダクト品はその名の示すとおり「Re-product(再生産品)」という意味があり、元来は製造メーカーの廃盤商品の復刻品等に対して使用されていましたが、昨今ではパブリックドメインのデザイナーズ製品を元の製造メーカーとは異なるメーカー等がオリジナルデザインをベースに生産した製品のことを指して呼ばれるようになりました。
出典:リプロダクトとは - R&M Interior Store 引用元
ハーマンミラー社の正規品はこちらです。
ちょっと前まで 〈Eames Walnut Stool(イームズ ウォルナットスツール)〉という名だったようですが、2023年から色展開が増え、現在の商品名は〈Eames Turned Stool(イームズ ターンド スツール)〉に変わったようです。
その他、彫刻的なウッドスツールとしては、こんなのも検討してました。
ちょっと重すぎるのと、直線よりも曲線的なものが欲しかったのでこちらは見送り。これもこれでめっちゃかわいい。
届いた
木の質感はとてもいい感じ。あれ、おもってたよりも床の色と同じじゃないですか(喜)
実寸は 直径33cm、高さ38.4cm
重量 6.4kg
イームズターンドスツール正規品は直径34、高さ38cmです。
ディテール
シェイプが数種類あって、こちらはハーマンミラー社製でいうところの「411」という形です。
中央くびれのカーブはやっぱり本物の方が俄然美しいのですが、
木の質感が予想以上でリプロダクトでも満足しました。
置いてみた
スツール放牧コーナーに。
ソファのサイドテーブル的な位置においてもいいですね。
USMのそばに。
夜もつややかでよいです。
底にクッションを貼る
移動するときに滑りやすくするため、床の保護のためにも、フェルトのクッションシールを貼ります。
結構粘着力があるので先にマスキングテープを貼り、その上からクッションシールを上から貼ります。
4箇所貼りました。ちょっと不恰好ですが、
ひっくり返すと見えなくなるのでOK。ちょっと浮いた感じは問題なし。
他のデザイナーズスツールとの比較
持ってるスツールたちと比較するとこんなサイズ。低めで座りやすい。
- アルテックStool E60:高さ44.0cm
- イームズターンドスツール:高さ38.4cm
- Vitra エレファントスツール:高さ37.0cm
気に入ったところ
軽い
軽くていいです。6.4kgでした。
正規品は7.0~8.0kg(出典:ハーマンミラー)で、検討していた他のスツールもかなり重くて(23kgあるものも)、そこが躊躇ポイントだった。
これは軽くて移動も楽だし、危なくないです。
家具一つで、あまり好きではなかった床の色が好きになった
床の色が気に入らなかったのですが、色に対する満足度を高めたいと思ってたところ。
このスツールはほとんど床と同じ色であり、そのおかげで部屋全体がまとまりや調和を増したように感じる。色がバラバラに見える場合でも、床や家具などのインテリア要素で同じ色が繰り返し使われていると、色の印象が調和して、全体が統一されて見えます。
気に入らなかった床材と同じ色してて、よく馴染むので、床の色好きになってきたよ…最高
おしまい
リプロダクトは賛否両論あるようだけど、自分で選んで、大事に使えばいいのかもしれない 🪑
同じものが欲しい方は、ヤフオクで探してみてください。たぶんすぐわかるはずです。