絵画ネイルを学びました

ネイリスト古賀葵さんのオンラインサロンに参加し、絵画ネイルを学びました。

https://lounge.dmm.com/detail/5945/

lounge.dmm.com

有料講座なので詳しい内容は言えないのですが、言える範囲でのレポート。先生の技術や商材については、言及を控えるように記事を書いてます。


内容

  1. 作り方の動画を見ながら、
  2. 各メンバーが自習的に作品を制作し、
  3. オンラインサロン内の添削用スレッドの中で先生に添削を依頼し、コメントやアドバイスをいただく

という内容でした。

どこかに通うことなく、自分のペースで時間を作り黙々と制作し、先生に見てもらえるというのが自分に合っていて、オンラインはやりやすかったです。

自分のペースとはいえ、20分程度の教材動画が1ヶ月に3,4本の頻度で(3ヶ月で11本ほど)配信されるので、次のが溜まってしまう前にどんどんやらなきゃという気持ちになって、適度に尻を叩かれている感じがダラけずちょうどよかったです。

先生のレベルが高いので、やってることも難易度が高めで、なんとか理解しながら、要点をメモしながら繰り返し動画を見ました。いい意味でヒリヒリしながらついていってました。
他のメンバーの添削の投稿頻度を見ると、ちょっとボリュームが多かったのかもしれないです。わたしはフリーランスだったので時間がつくりやすく、たくさん添削を依頼させてもらいました。先生は毎回10行以上の長文で丁寧に回答してくれて、非常に嬉しかったです。

カラージェルや筆は入手できず、自力で買い足す

カラージェルや筆は、各々自身で購入する形になります。

動画教材の中では、リッカジェルというプロ用のメーカーのカラージェルや筆を使用して教えてくれます。
プロのネイリストだとネイルパートナーという卸業者経由でリッカジェルを購入できます。わたしはプロネイリストではないので会員資格が取れず、リッカジェルを購入できません。

なので、カラージェルと筆は、
「これ先生のと似てるかもしれない」
「原色持ってれば何色でもつくれるかな」
という発想で、自分で買い揃えてみました。

カラージェル

使いたい色を自分で混色するために、楽天で原色系のジェルを買い足しました。原色と、そのほか便利な色を持ってれば、何色でも再現できるだろうという。

セルフジェルネイルをやっている人で、参加していた人は多くなく、みなさんプロネイリストの方が多かったっぽいです。

絵を美しく描くこと以前に、自分の思った通りの色がなかなか出せずに苦戦し、かなりきつかったのですが、せっかくの機会ですしハードモードでよい訓練になりました、本当に。 先生の使うものとまったく同じ色を持ってなくても、自分で狙った色やテクスチャを作り出せるようになることが大切とわかりました。かなり色の勉強になりました。

先生が使っていたカラージェルの色番等は言えないので、入会して学んでみてくださいませ…!

同じ商材が買えないので自力でなんとかする精神が育つ

わたしが揃えてみた原色系のカラージェルです。

写真左上から

クリアの赤系は、明度を変えずに彩度を調整するのに役立ちました。ネオンカラーはポイントで目立つような色を作りたいときに。

ちなみに、写真には「マゼンタ」とか「金赤」とか書いたラベルが貼ってあるのですが、それはDICデジタルカラーガイドというアプリを使って混色の配合を調べたりする関係で、DICデジタルカラーガイドのインク色に近い(と勝手に思った)原色を買ったからです。

DICデジタルカラーガイドを手掛かりに、カラージェルをつくる記事も以前書いたので参考にしてみてください。

8saki.hatenablog.com

アートブラシ

筆もカラージェルと同様。

リッカジェルのアート用筆と見た目似たような筆を探しました。b-r-s(ブルーシュ)はリッカジェルの筆に似たような感じの極細で、もっと安価で(800円程度)かなり高品質だったのですごく気に入りました。 それから極細のライナー筆系はb-r-sのものを何度も購入してます。

この2本あれば、だいたいの絵画ネイルは描けそうな気がする。

405 ラウンド

いわゆるアートライナーという短めの細筆。これが一番頻度高く使ってました。3ヶ月で1本潰した。

705 ロングライナー

405よりもずっと長くて、もっと極細の線を描くとき用。

b-r-sはキャップ別売りですが、このキャップも安価なのにしっかりしてて気に入りました。すでに持ってる筆もこれに替えたいなというくらい。ちゃんと内部のバネも付いてて、勝手に外れたりしません。

よかったこと

「描くこと」に対して、具体的にかなり理解が深まりました。

  • どう考えながら描いているのかというのが細かく説明されていて、やはりプロの先生の思考や手元を見ながら制作の過程を追うのはかなり勉強になりました。
  • 光の当たり方と陰影のでき方の仕組みが理解でき、小さい描画エリアの中で立体感を出すことができるようになりました。暗いもの、奥側にある物体の色の描き分けなど。
  • 混色の仕組みが理解できました。手持ちのジェルで狙った色相・彩度・明度の色を自在に作れるようになりました。
  • ジェルネイルの絵画ネイルだけでなく、他の画材(アクリル絵の具や水彩など)で絵を描くときにも応用できそうです。

カラージェルでこういう球体の陰影を描くデッサンみたいなのをやるの予想してなかったのですが、基礎of基礎のようです(楽しい)

作った作品

稚拙ながら、せっかく作ったので記録的に載せてしまいます。もっといっぱい作ったのですが、比較的良くできたやつだけ。