どこかのインテリアショップで見かけた、ドライフラワーの大きな玉が素敵だったので、インテリアに欲しくなり、自分でつくってみました。
酒屋の杉玉みたいなイメージです。
ドライフラワーが好きで、2年間くらいブーケを買ってはドライにできそうなものを乾かしてストックしておいていました。ちょうどそれを全部まとめて使えそうです。
想像より満足いくものができたので、つくり方の備忘録です。
使うもの
発泡スチロールの玉
ホームセンターで直径10cmくらいのものを買いました。ネットだと10個セットとかしかないので、100均かホームセンターで買うのがおすすめ。100~200円くらいで売っています。
針金
発泡スチロールボールにフックをつくるための針金。細いと頼りないので、3mm以上の太いものがいいです。
わたしはアルミ3mmを使いました。アルミでも問題ないですが、ステンレス製のほうが曲がりづらく硬いので、アルミの柔らかさが気になる人が別素材でも◯
これもスチロールボールと一緒に、100均かホームセンター行った時に買いましょ
錐(キリ)
発泡スチロールに下穴を開けるためのキリです。 三ツ目錐でも四ツ目錐でも丸錐でもなんでもいいです。
グルーガン
グルーガンもなんでもいいです。うちは100均で買った300円のグルーガンを20年くらい使ってます。 グルースティックは透明がよきです。
ドライフラワー
使ったドライフラワーはこんな感じ。全部で、4,50本あったかもしれない。結構大量です。
- ユーカリ
- プロテア
- スモークツリー
- ピンクッション
- グレビリア
- アレカヤシ
- リューカデンドロン
- シルバーブルニア
- ワレモコウ
- バーゼリア
- パンパスグラス
- ミモザ
- スギ
- ウスネオイデス
- 枯れて抜け落ちたビカクシダの胞子葉
などなど
ドライフラワーの用意
ドライフラワーは、ブーケのサブスクサービス〈Flower〉で購入したブーケを乾かして自作しています。
Flowerはスワッグ向きの切り花をブーケにしてくれていることが多いので、生花を楽しんだあとに逆さにして吊っておくだけで簡単にドライフラワーがつくれる所が好きです。
ぜんぜんPR案件じゃないのですが(なんでもぜんぶ自費でやるブログです)、素敵なスタイリング・適度な量・ドライ向きのお花を安価で入手できるので、かなり気に入っているサービスです。
クーポンコードあるので置いておきますね : NSK2
生状態で楽しんだら、とりあえず吊ってドライにしておくとよいです


手順
土台をつくる
スチロールの玉に針金を貫通させ、フック部分をつくります。
アルミの3mmの太い針金を使いました。アルミは柔らかくて加工しやすい反面、曲がりやすいので、ステンレス等の別の硬い素材でもよいかもです。2年間吊ってても問題ないので、大丈夫かとは思います。
細かいものはヘアスプレーで固める
ふわふわ系のもの(スモークツリー、パンパスグラスなど)はヘアスプレーをかけて乾かしておきます。こうすることで、細かく切れたり、崩れてしまうことなくふわふわをキープできます。
配置を考える
まずはドライフラワーのスワッグをつくる要領で、配置を考えつつブーケ状にざっくりまとめます。
切り揃える
枝が長いと、発泡スチロール玉に刺した時に隣同士がスカスカになるので、密集感を出すために短めがよいです。
高低差が出てもラフで可愛いのであまり気にせず。全長20~30cmくらいがベターで、長い部分は枝を切りましょう。
スチロール玉に挿していく
キリで穴を開け、穴にグルーガンを置き、グルーガンを枝先に取り込みながら、穴にドライフラワーを押し込んでいきます。
枝が太いものは挿しづらいので、先端を斜めに切るとよさそう
挿していく作業をひたすら繰り返す。
穴の間隔は刺すドライフラワーのボリュームによるので、仕上がりを見ながら1〜2cmくらいの間隔で挿していきます。
土台が見えてしまってる部分を隠す
隙間には、こぼれてしまったスモークツリーや、枯れたチランジア・ウスネオイデスを詰め込み、スチロール玉の下地が見えないようにしてみました。
スチロール玉の下2/3くらいが埋まったところでドライフラワーを使い切りました。
上部の処理
上部をドライのウスネオイデスで埋めました。
枯らしてしまって、図らずもドライになったウスネオイデスをここで役立てられてよかった。
レザーの端材があったので、穴を開けて針金フックに通し、目隠しとしてみました。
ラフな感じで、覆うように。
できあがり。
完成
吊ってみました。
夜の様子
昼の様子
おしまい
インテリアのポイントになってすごく気に入ってます。
レザーの端切れで傘をつくったのは突貫アレンジなんですが、ホコリ受けになっていてちょっと便利かも。
小さめサイズとか、一種類だけ(スモークツリーとかよさそう)とか、いろいろつくれそうです。
2年経つとさらに良し
今までの写真はつくった当時のものなのですが、2年くらい経つとパッキパキに乾いて、褪せて、さらにいい感じ。