リノベーション完成時にはただの開口として使っていた部分があるのですが、戸を付けたくなったので、設置することにしました。
黒枠で透明窓のデザインの戸をいろいろと探していたら、比較的安価でよさそうな商品が見つかりました。
タチカワブラインドの〈プレイス スウィング〉です。
楽天にて注文し、施主支給としてリノベーションをお願いした会社に設置を依頼しました。
全体にかかった費用は、
- 戸本体の費用:79,657 × 2箇所なので2枚 = 159,314円
- 設置費用:121,000円
設置は頑張れば自分でもできそうですが、本体自体がまあまあ高い商品なので(建具にしては安いですが)、失敗を避けるためにプロにお任せすることにしました
ビフォー&アフター
設置前
リノベーション完成時の開口部分
▼開口(1): この右側に入っていく開口
▼開口(2): 左の白壁の開口
設置後
開口(1)
開口(2)
内側から
発注する
商品は、注文から13日かかって届きました。
2022/06/16(木)に楽天で注文し、確認メールのやり取りなどを経て、06/29(水)に商品到着。
▲ 製品幅と製品高さによって商品ページが異なるので、気をつけてください。
発注スペック
開口(1)
- 製品幅:846 mm
- 製品高さ:2002 mm
⇒梱包サイズ(約)幅470mm 長さ2300mm 厚み100mm
※細長い梱包なので、エレベーターに乗せる際などサイズ注意です。
開口(2)
- 製品幅:698 mm
- 製品高さ:2001 mm
⇒梱包サイズ(約)幅390mm 長さ2300mm 厚み100mm
デザインやオプション
- パネルデザイン:C-11
- フレームカラー:PL-807 マットブラック
- パネルカラー:パネルなし(採光窓のみ)
- 上レールの色:マットホワイト
- 下レールの色:マットブラック
- 無料オプション(パネル中心吊り):不要
- 有料オプション(壁面カマチセット):不要
- 下レールの種類:ビス・穴無フラットガイド(3mm厚))
細かいこだわり
壁面カマチセットはなしにした
オプションの壁面カマチ(サイズ、種類にもよりますが+1万円程度)があった方が、よりしっかり設置できるかなと思ったのですが、リノベーションを依頼した会社に相談したところ、
- 壁面カマチセットはあれば壁と建具の間に隙間ができにくくなる
- しかし、見た目は結構ごつくなると思うので、個人的にはしっかり密閉する必要がなければなくても良いのでは
と教えていただき、不要としました。
サイズが適切であれば、カマチなしでも軽く遮音になるくらいはしっかり閉まる感じがするので、やはり不要だったなと思いました。
巾木があってもそのまま設置可能でした
設置工事にあたって、巾木を切って下レールを納める予定だったのですが、戸のパッキンの下の部分がちょうど巾木の高さ分くらい欠けている構造だったので、そこに巾木の厚みがきれいに収まりました。巾木のカットは不要でした。
右開き左開きどちらもOK
戸は、左右どちらに開けることもできます。これはとても便利です。
上レール/下レールそれぞれ別の色にできる
上レールは壁の色に合わせて白色に
下レールは黒色にしました。白色だと浮きそうなので、床材の濃さに合わせました。
所感
サイズ指定が少し難しい
製品サイズを測るのがちょっと難しく、合ってるかどうか何度も確認したりして、発注時に結構緊張しました。
計測した時のメモです。
不安なので2回計測し、2回目は家族にダブルチェックしてもらったのですが、1回目とかなり差がありました。
仕上がりのためにもきちんと実寸を測る必要があります。
実寸を採寸した数値のうち、大きい数値のものを発注サイズ(製品サイズ)として採用します。
計り方は商品ページのマニュアルにも詳しく載っていたので、そちらを見るとよいです。
この商品は、製品サイズが小さめにつくられてくるらしく、開口が歪んでいる部分には最大2mm程度の隙間ができました。
数ミリでも使用感に影響してくるので、計測は丁寧に正確に行うことが求められます。
下のレールが外れやすい
中央釣りでないので、下のレールが結構外れやすいようで、何度もはめ直すことになってます。 製品本体のつくりはしっかりしているのですが、下レールの構造は簡易的な印象です。
よく開け閉めする場合は、中央吊りが推奨であるとカタログに記載がありました。 我が家の場合は、外側から見て、畳んだ時の出っ張りを少なくしたかったので、あえて中央吊りでないものにしました。
- 下レールに戸が正しく乗っているとき
- 外れているとき
埃がいっぱいついてしまってすみません🙏
外れないようにするコツ
下レールから外れないようにする日常的な取り扱いのコツは、
- 腰の位置あたりの低いところを持って開閉する
- 開けるときに、左右に寄せた壁の位置から10cmほど壁じゃない方にずらしてから開ける(開口の壁に戸が当たると衝撃で外れやすい)
- レールが滑りやすいようにシリコンスプレーを噴く(摩擦で突っかかったときに外れる原因になるため)
中でも、シリコンスプレーでかなり楽になったので、この方法はおすすめです。
シリコンスプレーを下レールに吹きかけます。
床材につくと、踏んでしまい滑ってかなり危ないので注意です。
写真のように段ボールでカバーしながら吹くと、不要なところに付着しないのでおすすめです。
吹きかけたあとは、扉を静かに数回開閉し馴染ませ、乾かします。頻繁にやらなくても、数ヶ月は持続すると思います。
良いところと悪いところのまとめ
🫶気に入ってるポイント
- どちら側にも開けるのでTPOに合わせて選択できるのがいい
- 上レールと下レールの色を別々で指定できるところ。壁の色に合わせて上レールを白色にしたら、かなり馴染みが良くなってかっこいい。
- 上レールはとてもシンプルなデザインで目立たず、素敵
- フレーム黒色の見た目がしっかりしているのに、本体は軽い
- 思ったより遮音する
😕うーんなポイント
- 少しでも雑に扱うと、下のレールから簡単にはずれる。構造上仕方ないので受け入れて、外れないようにする
- ほこり、とくに猫の毛がよくつく。猫の毛は軽いので、静電気でアクリルに呼びつけやすいのだと思う
おしまい
お読みいただきありがとうございます🚪