大きなビカクシダをチーク材バスケットで吊りたい

ビカクシダは板付けも素敵なんですが、バスケットに植え付けて天井から吊りたいと思ってました。

なんといっても、バスケットが玄人っぽくて素敵…と思ってしまったので、ぜひこのバスケットを使ってみたかったのです。

バスケットで群生になったらいいな


使ったもの

チークバスケット

バスケットは2021年のサンシャインでのらん展で購入したもの。この四角いバスケットの外径は18cmです。「中」というサイズで売っているのかな。
八角形もありました。

ネット外では、都内ですと各種らん展の物販ブースで売られていたり、オザキフラワーパークに置いてあるのも見かけたことあります。

ナイロンテグス

ホームセンターで売っていた5号という太さのものを使用。0.4mmくらい。

買ったばかりのビカクシダ(プラティセリウム・ネザーランド)

ホームセンターで手に入れたプラティセリウム・ネザーランド なんと5000円

売っていたときはこんな感じ。

プラティセリウム・ネザーランドの株は、成熟すると葉が波打つようです。立派な子だったのね。

バスケットに仕立てる

バスケットに仕立ててみました

解体してみたら、中身が不織布をバームクーヘン状に丸めたものに入っていました。不織布は全て取り除き、根だけにしました。

貯水葉のあいだに水苔を入れ込み、円錐状に整形しながらテグスで固定していきました。
水苔の密度は、ぎゅっと硬めがいいらしい*1ので、かなりぎゅうぎゅうにつめ込みました。
後述ですが、2ヶ月経っても植え替えのショックで生育ストップもせず、すごく元気なので、正解だったんだと思います。

詳しいやり方は割愛です🙏

完成。天井から吊る

天井から吊ってみたところ

3ヶ月後も元気

仕立てたのが10月半ばなので、あれから3ヶ月経ちました。

3ヶ月間でぐんぐん育ち、貯水葉も回り込んでしまったくらいなので、バスケットが気に入ってくれたのでしょう。

右半分に見えていた黒色の結束バンドは、新たな貯水葉の邪魔になりそうだったのでとってしまいました。とくに影響はなかったです。

おしまい

バスケットに仕立てると、とにかくよく乾いてくれて代謝がいい!って感じです。水苔も黒くなったりじゅくじゅくしない。
やはり、ビカクシダは乾くのが早いと元気な気がする🌿

*1:ぎゅっと硬めがいいらしい:熱帯植物栽培家の杉山さんのYouTube等で説明されているのを参考にしました